じゅうたんをきれいにします


ラクに掃除をするコツ・じゅうたん編

じゅうたんのシミ抜き

お子さんのいるご家庭の場合、
おやつをあげているときにこぼさないか、
いつも"ひやひや"している奥さんも多いんじゃないでしょうか?
万が一、じゅうたんの上にこぼしてしまった場合に、
あわてて濡れた雑巾で拭き取ろうとする人が、結構いらっしゃいますが、
これはやめてください。かえってシミを広げることになります。
じゅうたんにシミを残さないようにするには、
まず、乾いたタオルをこぼれたジュースの上に敷き、
上からトントンとたたいて、
じゅうたんからタオルにジュースをうつすようにします。
十分に吸い取るだけ吸い取ったら、
シミになりそうな部分に、"塩"をすり込むと、
タオルでは吸い取りきれなかったジュースを塩で吸い取ることが出来ます。
じゅうたん全体にすり込み終わったら、ブラシをかけて塩を取り除くと、
きれいに汚れが落ち、シミにもなりにくいです。
どうしても完全に落ちない場合には、
出来るだけ薄くするために塩を取り除いた後、
市販のシミ取りキットを使うときれいになります。


じゅうたんのシミ抜きU

"あっシミがついてるっ!!"なんて
ある日突然じゅうたんについたシミを発見することもあると思います。
時間が経っているシミは取りにくいものです。
その時にはまず、そのシミが水性のものなのか、
油性のものなのかを見極めることが必要です
まずは、濡れたタオルを押し当てて少しこすってみます。
その時、シミがタオルに移ってくれば"水性"で、
そうでなければ"油性"の可能性が高いです。
水性のシミの場合・・
濡れタオルでたたいてから、食器を洗う"中性洗剤"をつけて、
いらない歯ブラシで軽くこすっていき、シミを浮かせます
浮いてきたら、きれいな濡れタオルでシミを拭き取ればきれいになります。

油性のシミの場合・・
も同じようにシミを浮かせて取るのですが、
ベンジンやマニキュアの除光液を使って
シミを溶かすようにして浮かせます。
そこから、ベンジンや除光液を含ませたタオルでたたき出すようにして、
中性洗剤を薄めた水で拭きます。
その後、仕上げにかたく絞ったきれいな濡れタオル
拭き取ればOKです。


おしっこの汚れも臭いもスッキリ

ペット可のマンションなどが増えてきた影響か、
室内で犬や猫などのペットを飼う人が増えてきました。
そこで、気になるのがペットのトイレの臭い
しつけをちゃんと覚えてくれたなら安心していれますが、
覚え始めの頃には、あちこちにしてしまい・・・。
それこそじゅうたんに"そそう"をなんてこともあると思います。
そんなことをいつもやられては困るので、
ちゃんと怒って、しつけするためにも、
その場にオシッコのにおいを残さないようにしましょう。
もし、"そそう"してしまったら、
お湯につけて、きつく絞った雑巾でたたき出すように拭いてから、
"酢"をたっぷりと含ませた雑巾で拭きます。
最後にもう一度お湯拭きをすると、においも汚れもすっきり取れます
これは、アンモニア臭を取り除くため
お子さんのおねしょなどにも使えます。


じゅうたんの髪の毛をとる

日ごろからまめに掃除機をかけても、
落ちた髪の毛や糸くずなんかは吸い取ることが難しく
残っていることが多いものです。
そこで、ちょっと手間がかかるけども、簡単に取る方法があります。
よく掃除に使う"ゴム手袋"を両手にはめて
からみついた髪の毛や糸くずをこすり取るように、
スリスリやっていくと、おもしろいようにゴム手袋についてきます
毛足が長めのじゅうたんなどは、
乾いた"たわし"を使って、毛が傷まない程度にやさしくこすると、
奥に入り込んだ髪の毛や糸くずも、ラクに取れます。
カーペットなんかの目に入り込んだホコリを取るには、
"塩"をまんべんなく蒔いて、
掃除機で塩ごと吸い取ればきれいになります。


カーペットの色あせ対策

カーペットも使っているうちに、
日に当たるところと、当たらない所で色の違いが出来てしまいます。
このような"色あせ"を和らげる方法があります。
まず、お湯に"酢"と"塩"を混ぜておき
その中にやわらかめのタオルをつけておいて、
十分にしみこませます。軽く絞ったあと、
そのタオルでカーペットを傷めないように全体をこすり、
天日干しをして乾かせばOK。


ムートンの汚れ対策

やわらかくて、温かくて、
冬などに触っていると手放したくなくなる"ムートン"ですが、
どうしても、毛足が長く細いせいか、毛先が汚れやすくなります。
汚れたままでは"スリスリ"するのもだんだん"疎遠"になってきますし、
かといって、ムートンを普通に洗濯機で洗うと
一回で"ゴワゴワ"になってしまうことがあります。
こんなムートンには、いつも使っているシャンプーを使うと良いです。
少量のシャンプーをぬるま湯に溶かし、
その中にタオルを漬け、十分にしみこませます。
しみこんだら、タオルの固く絞って、
ムートンの毛を傷ませないよう
毛先の汚れ部分をつまむようにしながら、やさしく拭き取り、
その後に、水ぶきで仕上げるときれいになります。
ただ、頑固な汚れがつくと、毛先がやわらかい分落ちにくく、
手入れが大変になりやすいのも、ムートンの特徴です。
日頃から汚れがつかないよう心がけてください。


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